どうも,安さ大正義のはまちゃんです。
「(おしゃれな)ペイントしたよ!(おしゃれでしょ見て見て!)」みたいなDIYは,まあそれはそれでいいんですが,DIYを工事と考えるならば,まずは機能的な向上があるべきだと思っています。
その点,棚をつけるのはとても有意義な作業だと言えます。
無駄だったらDIYじゃなくてDIOになっちゃいますからね。
道具や材料も少なくて済む,DIYでやるのにうってつけの作業である棚づくりですから,材料費だって安く済ませたいところです。
そこで今回は,様々な種類がある棚板のうち,ベストな選択を紹介します。
安くて軽い【ファルカタ】
コメリでたまたま見つけたのが始まりでしたが,今はもうファルカタから考えていくぐらいに使い勝手がいいものです。
ファルカタは桐によく似ているので,代用品となることもよくあるようです。以下に特徴を比較してみます。
ファルカタ | 桐 | |
価格 | 桐より安い | 安い |
重さ | 軽い | 軽い |
色味 | 桐より白っぽい | わりと白っぽいほう |
厚さ | 薄いものが多い | 薄いものが多い |
硬さ | 爪で余裕で跡が付く | 爪で余裕で跡が付く |
反りとか | 反ってることがある | 反ってることがある |
まず,桐が使えるならファルカタを選びましょうということになります。
棚の作り方から考える,ファルカタという選択
棚受けで壁に設置することを考えた場合,
① 先に棚受けを壁につけて → 後から棚板を乗せる
② 棚板と棚受けをつけて形にして → 壁に設置する
の2通りのやり方があると思います。
それぞれの作業方法を比較してみます。
① | ② | |
棚板と棚受けのねじ止め | 板を乗せた後に下から締めるのでやや不安定 | 床にでも置いてねじ止めできるので安定 |
壁への棚受けのねじ止め | 棚受けを持つだけでいいので軽く,安定 | ねじ止めされた板と受けを持ち上げるので不安定 |
水平の取りやすさ | 棚受けを壁につけるときによく図る必要あり。板を載せた段階で水平が見れても,リカバリーはほぼ不可 | 水平を見ながら設置可能 |
総評 | 棚の重さに関わらず採用できるが,棚受けの取り付け位置に精度が求められる。 | 最終段階で水平の精度が調整できるが,重い棚では採用しにくい。 |
ファルカタは軽いので,①と②のどちらの方法でも作業でき,特に②を採用できることが大きなメリットとなります。
また,最後の取り付け時に水平が調整できるというところで,ファルカタの柔らかさが効いてきます。
柔らかいので,片側の棚受けを固定したあとでも,反対側の棚受け位置をミリでずらして水平を出して,無視できるレベルに反らせながら壁にねじ止めすることができます。
重い板を②の方法でやると,重い板を持ち上げながら壁にねじを打つことになるので,作業しにくく,位置もずれやすくなります。ねじ1本打っただけで手を放すことも危ないですから,2本か3本打つまで位置をずらさず持ち続けることになり,ますます位置がずれやすくなり,失敗しやすいです。失敗した私が言うんだから間違いない。
重さのある板ということは強度のある板ということになるので,重いものを載せる棚の場合は①の方法をとることになります。
ただ,①は精度を出すのが難しく,水平になるように棚受けの位置を決めたはずなのに,載せたらちょっと傾いていた・・・ということもあります。失敗した私が言うんだから間違いない。
そして,よほど重いものでない限り,ファルカタの強度で十分な場合がほとんどです。
つまり,実用的にも作業的にも,ファルカタという選択が最も合理的なのです。
100均よりホームセンターで買うほうがよき
ファルカタみたいな工作材は100均でも売っています。
しかし,棚板にするには薄すぎるものが多いです。
薄すぎるというのは,強度の不安もそうなんですが,ねじを効かす厚みが足りないということです。
また,寸法どおりにするには自分で切らなければならず,手軽さに少し欠けます。
ホームセンターであれば,希望の寸法を伝えれば,安く,その場できれいにカットしてくれます。(コメリの場合で1カット50円だったと思います。)
真に手軽なDIYとするために
価格的にも質量的にも手軽な板材「ファルカタ」で,より楽しいDIYになればWRESHIYYYYYY!
コメント