どうも,メンテ下手のはまちゃんです。
以前の記事でバイクのインテークマニホールドのインリークを直すということをやってみました。
失敗したのでリベンジです・・・!
自己融着テープ,巻けず
インテークマニホールドのゴム部品のひびなので,ゴムのひび割れを塞ぐには自己融着テープがうってつけだと思った前回でした。
エンジン回りが狭くて巻き付けにくいし,テープがそこらに触れると汚れて接着力が落ちるし,でもシリコンで耐熱があったのでエンジンブロックに触れても大丈夫,と考えての採用でした。
テープはそれなりに柔らかくて引っ張れば伸びて密着するので,施工箇所が多少でこぼこしていてもでこぼこごと覆いつくしてカバーすれば気密は取れるはずでしたが,狭いから強く引っ張れないうえきつく巻き付けることもできず,結局端から剥がれて失敗しました。
(自己融着テープは強く引っ張って表面の見えないコーティング的なものを破くのがポイントとかなんとか)
ただし,きちんと巻き付けることができるような他の箇所で試してみたら,自己融着テープはきちんとくっついて剥がれるようなことはありませんでした。
黄色とか赤のこういう色付きがいいですね。見た目を気にするようなきれいなバイクじゃないので,施工箇所がわかりやすいほうが個人的には嬉しいです。
私はコメリオリジナルっぽいものを買いましたが,黒以外が品切れか廃盤だったので黒にしてしまいましたが,次はこの黄色か赤を買うと思います。そんなに高すぎってこともないですしね。
自己融着テープの話になってしまいますが,製品にもよるかもしれませんがべたつかないグリップ感があるので,ラケットや釣り竿の持ち手に巻いてもよさそうです。実際,過去にドラムスティックに巻いていたグリップテープに似ています。
用途はともかく,きちんと巻いて使えばとてもいいものなので,いつかいい使い方を思いついたら共有します。
ゴムの接着剤で埋め,肉盛り
テープで密着しないのなら,嫌ですがしょうがないので接着剤を使うことになります。
接着剤を敬遠していたのは,めんどくさくて嫌というのもあるんですが,接着剤って乾くと痩せるので,そのときに隙間が再発するんじゃないかというのが気になっていました。それと,エンジンブロックのすぐそばなので,熱的な不安や,振動でやはり隙間ができたりしそうだと思っています。
でもテープがだめなら試すしかない。上の接着剤を買って試してみました。
ちょっと興奮してパッケージを開けたあとに写真を撮ってますが,台紙の左側に「肉盛り」の文字が(欠けてますが)書いてあります。あんまり期待してませんが本人がこう言っているので信じてみます。
接着剤なので,接着面を荒らすためにやすりも用意します。
家にあったマジで切れ端の紙やすりです。たぶん240番ぐらい。細かすぎる気もしますがめんどくさいのでこれでいきます。期待してないとか偉そうに言って,失敗したら施工方法に問題があることは容易に想像がつきます。
では,テープを取り除きます。
自己融着テープは糊を使わないので母材がきれいなままなのがいいですね。
水色の矢印で示した箇所にひび割れがあります。ここをテープで覆うには,ねじの部分ごと巻かなければならず,仮にキャブを外していたとしてもうまく巻けないかもしれません。キャブなんて絶対に外しませんが。
前に見た時よりひびが大きく見えますが…逆に嬉しいかもしれません。
今回のエンジン不調の原因は実はよく分かっておらず,おそらくこのひびが貫通していて二次エアがインリークしてるからサージングが起こっているんだと推定しています。なのでここを塞げば安定して回るようになるということなんですが,以前はここまではっきりひびっぽくなってなかったと思うんです。不具合箇所の特定としては,あんまり疑いにくい程度のひびでした。
それが今回は結構いってるように見えるので,より犯人だと特定しやすい感じになってます。どうか直ってくれ(施工ちゃんとしろ)…。
こんな感じ。速乾だからか,かなり糸を引きます。それと,結構柔らかく,垂れて落ちてしまいそうです。しかし一方で,速乾のおかげなのか,垂れ落ちそうなしずくをヘラですくってちょっと乗せる,ということを数回やれば,すぐに垂れなくなります。
画像の左端に写っているのは花の苗か何かについていた厚紙で倉庫の中に落ちていたのでヘラ代わりにしたものです。
不安だったのでさらに追いゴムをしました。ねじの+穴も埋まっちゃいました。
あとはこれが乾くのを待つのみです。硬化時間がパッケージに書いてなかったので,明日以降に確認します!
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