どうも,バイクに乗っていても音楽(アニソン)を聴いていたいはまちゃんです。
前回,Jabra Elite 75tを開封して使用感をレビューしました。
普通にペアリングするだけでも使えるんですが,Jabraのアプリ「Jabra Sound+」を使うことで,個人に合わせた設定ができます! パーソナライズとも言います!
カタカナとかはどうでもいいんですが,それよりも,実は75tはもともとANC(アクティブノイズキャンセリング)が実装されていません。これが,Jabra Sound+からファームウェアをアップデートすることで使えるようになります。
今回は,アップデートの方法と,それ以外のSound+の設定方法を,スクショ多め(作業の全ページ撮った)で紹介します。
ちなみに,つい最近買った私もANC未実装だったので,あらかじめアップデートしてから出荷するようなことはしていないのかもしれません。この記事でみなさんのアップデートの足しになればと思います。
アプリのダウンロード
iPhoneならApp Store,AndroidならGoogle Playからアプリをダウンロードします。
安心してください。無料ですよ。(とにかく明るい)
アプリ起動~アップデート
アイコンタップして起動すると,数秒見させられる起動画面です。
起動するとアプリにBluetoothの使用を求められるので許可します。iOSなら[OK]ボタンで。
すると,ペアリングの要求とか妙な事を言ってきます。まあ,[ペアリング]を選択してもらえればいいんですが,先にiOSなら「設定」からペアリング済みだったりするとうまくいかないときがあるので,ペアリング待ちの状態でアプリを起動しましょう。私は何回かペアリングを削除したりアプリを入れなおしたりしてようやく先に進めました。(クソが…)
さっきのがすでに鬼門だったわけですが,突破できればさっそくアップデートに進みます。アップデートと言いながらそういう言葉はアプリ上では出てこなくて,ANCの追加という作業になります。[パーソナライズされたANCを追加]をタップして進めます。
画面の注意に従い,進めていきます。アクティブノイキャンをやる前にパッシブノイキャンをちゃんとしとけってことでしょうかね。それでも貫通してくるノイズをマイクで拾ってアクティブに消し去るということです。それと,効果を確認するために騒々しい環境を求められますが,設定自体は静かなところでもできるので進めてOKです。
真ん中のスライダーを上下させてキャンセルの強さを調節します。前の記事でも言いましたが,ANCに頼らなくてもマジでまあまあいけるフィット感なので,あんまり変わらない感じがしました。私が部落住まいということもありますが…。
スライダー位置を決めたら,次へ。
スライダーを左右に動かして左右のバランスを調節します。ノイキャンの程度というよりは音量バランスに感じられたので,まあ中央にしておけばいいと思います。どっちかにずらしたほうが調子よければそれに合わせましょう。それと,ただの音量バランスだとすると,ここで設定できなくてもiOSならアクセシビリティから左右バランスの調整ができます。
調整したら,次へ。
ANCがオンになります。「違いを聞く」のスイッチでオン/オフが比べられます。実感できる都会がうらやましいです。ちょい違うなと思ったら左上の「戻る」から戻って調整し直せます。
終わったら[終了]で。
ANCやヒアスルーの切り替えは「1イヤホンを2回押す」と表示されていますがちょっと意味がよくわからないです。。というのも,左耳のボタンを1回押すごとに「ヒアスルー」→「ANC」→「オフ」と切り替わります。……2回…?
さっき終了したはずですがゴールドエクスペリエンスレクイエムの能力で再び[終了]。
これでアップデートという名のANC追加作業が完了しました。
75tは当時のジャブラのTWSとしては中級機ぐらいだと思うので,さらに詳細な設定ができます。次は個人の耳に合わせた設定が始まります。
パーソナライズ好きすぎ
MySoundという機能?か何かで,つまりイコライザーの個人設定ができます。
[始める]をタップして進めます。
ペアリングがどうとかごちゃごちゃ言ってきますがもう済んでるので,[次へ]。
で,今接続されているイヤホンを選ばさせられますので,[Jabra Elite 75t]を選択します…さっき75t特有の作業(ANC追加)をしただろうが!と思いつつ選択して進めます。いくつか製品名があるので,「Jabra Elite 75t」をスクロールして選択します。
私が操作したときはまたこの画面が出たようです(スクショの時間からしてそのはず)。
こういうとこが意味不明だったなと思うんですよね。でもこの記事のスクショはうまくいった実績の一つなので[次へ]。
…なぜか,ペアリングが済んでいるどころか接続されている(スクショ右上にアイコン出てる)にも関わらずこの「ペアリングしたらアプリに来い」的な画面が出て,進まなくて詰むことが本当に多くありました。その場合は,トグルからBluetoothのオフ/オンや,本体の設定からオフ/オンするとか,やってる意味は一緒でしょうがいろいろやってこの画面が出てこなくなりました。
私の場合,あまり記憶にありませんが,このタイミングでも出ることがあったんだと思います。それで,いろいろやって突破して次の画面に行けたと。
さっきの画面からスクショの時間で18分格闘してたようです。
性別を選択します。のわりに「どちらでも可能」という表現が適切かどうかはともかく選択すると次の画面に遷移します。(左右というのもどうかと思うが)
モスキート欠損判定をされます。誕生年を選択し[続行]をタップします。
テストされるようです。補足すると,③の「音が聞こえたら画面をタップする準備」というのは,聴力検査のごとく音が聞こえたら反応するというテストをされるわけですが,まあそういう気でいろよってぐらいの意味だと思います。それとも指をほぐせってことでしょうか。
ここまで進めてこられたあなたなら大丈夫なので[テストを開始]。
右耳から聴力検査が始まります。何種類かの音が流れるので,「聞こえたらタップ」に従ってやりましょう。
右耳が終わると続けて左耳が始まります。
レビューできるに値しない耳であることを晒してしまいますが,クソみたいなグラフで表示されます。普通にイコライザーみたいな表現でいいだろうになぜ円にしたし…。
画面下部の怪文書はスルーして[終了]。
これで,パーソナライズ個人設定が完了です。他の人の設定と聴き比べてみたくなりますね。
ファームウェアの確認?
よくわかりませんがファームウェアを確認させられました。Discoverタブというのは,画面下部の[発見]です。不具合がなければそんなにファームウェアバージョンは気にしなくていいと思います。
75tはプリセットがある
自分専用機にする設定は完了しましたが,75tはシーン別のプリセットもあります。
アプリの[ヘッドセット]のタブを選択すると,75tの各種パラメーターが表示されます。黄色表示がアクティブであるという意味っぽいです。イヤホンのバッテリー残量に加えて充電ケースの残量も見ることができます。
それで,[モーメント]というところで,マイモーメント,通勤,フォーカスという3つのプリセットがあります。そしてプリセットといいつつ,それをカスタムして保存することができます。3つの設定が作れるということです!
[サウンドモード]の項目では,モードをANC/ヒアスルー/オフのどれかに設定できるうえ,ヒアスルーに関しては効き具合も調整できます。私はヒアスルーにするなら目的からして外音が聴こえまくるほうがいいので最大にしています。
ANCは機能追加のときは効き具合を選べたのに,この画面ではオンかオフだけのようです。
音楽を流すときのイコライザーも細かく設定し保存できます。
プリセットのイコライザー設定もあります。それぞれのプリセット名をタップすると適用され,さっきのイコライザーにレベルが反映されます。
面白いのは[サウンドスケープ]という機能ですね。
何種類かあるノイズを流すことで集中/リラックスすることができる…かもしれません。
[サウンドスケープ]という文字の右側の三本線からノイズを選ぶことができます。
結構種類が多いんですよ。集中する用には「ピンクノイズ」「ホワイトノイズ」「換気扇」「滝」「ダイビング」というのがあります。どれも閉じ込められ感のある種類のノイズです。個人的に換気扇はちょい怖い感じがしました。
あとはリラックスにも使えそうなものとして,「海の波」「雨の日」「鳥のさえずり」「完全な嵐」「せせらぎ」,があります。かなりそれっぽいです。
他に,快適な環境なのかどうかは知りませんが「洞窟」「群衆」とあります。これはどちらかというと作業用かもしれません。
いろいろ試してみると楽しいですよ。私は逆に集中できませんでしたが。
Jabra Sound+は本当にプラスできた
もともと結構使えるイヤホンですが,ANCに始まりパーソナライズやノイズを流すことまでできちゃいます。
うまく使えば生産性向上間違いなし!
ちなみに,ノイズはうまくやればなかなかいいチル体験ができそうなんですが,寝ホンにするのはあまりおすすめしません。75tは小さいですが多少の厚みがあるのとカナル型という点でやはり圧迫感があります。
慣れれば行けるのかもしれませんが,寝るときにはカナル型じゃないインイヤー(インナーイヤー)タイプのほうが自然に(外音が)聞こえるように思います。以前紹介したAisea T12ですね。いまだに寝るときには使うことがあります。
よきチルライフを!
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