どうも,もうOSを切り替えられるほど柔軟ではない,はまちゃんです。
ノートPCには当然電源アダプターが同梱されていますが,Mac以外のノートPCの電源アダプターって,結構大きいですよね。家で使う分には大きな問題にはならないし,最近のPCはバッテリーが高性能で10時間とか平気でもつものも多いですが(私のyoga760もカタログでは19時間持つらしいです),そうは言っても,テレワーク,それも在宅ではなく出先での作業となると,充電環境は整えておきたいものです。
PC同梱のアダプターを持ち歩くのでは重く大きく不便のため,コンセントに直接挿すタイプの小型のアダプターが欲しいわけで,そういう需要のために多くの製品が売られています。
私もさんざん吟味して遅ればせながら購入したので,とても小型でパワフルでユースフルでコンビニエンスなアダプターを紹介します。
Allucker というメーカー?のJHX-AC2022というやつ
タイトルが雑くて申し訳ないんですが,商品名が長いですから勘弁してください。一応,Amazonでの商品名だと「Allucker iPhone13 USB PD 充電器 65W GaN(窒化ガリウム) Type-C ACアダプター 3ポート USB PD3.0 折り畳み式 USB-C 急速充電器 軽量 タイプC PPS iPhone Android Macbook Pro iPad Pro ノートパソコン Switchなど対応(ホワイト) 1年メーカー保証」となります。
長いといいつつあえて商品名を載せる目的は,もう説明不要なほどに書かれていて楽できると思ったからです。あと,JHX-AC2022と検索してもこの商品にたどり着かないので…
スペック自体は商品名?のとおりで,長所も短所も特筆すべき点がないというぐらいに今どきの普遍的なものになっています。ではなぜ私がこれを選んだか,これから説明いたします。手短に書きますので心配しないでください。
本当の意味の小型「コンセントを占有しない」
「小型なので他のコンセントに干渉しません」的な商品は多いです。多いですし,それなりに嘘はありません。嘘はありませんが,限定的だとは思います。
一般的なコンセントはだいたい,豚の鼻が縦に重なる2個口です。オフィスもそうかもしれませんが,家庭ではこの2個口が圧倒的です。
その壁コンセントに,このAlluckerのアダプターを直挿しするとどうなるか,
↑こうなります。片側のコンセントがきちんと空いていますね。小型を言うならこのぐらいの小ささであるべきだということです。
もちろん,空いた片側にはきちんと他の機器のプラグが刺さります。(アダプターから出る歯の位置がわかりやすいように,アダプターも黒いプラグもあえて半挿しにしています。)
ちなみに,他のGaN系電源でよくある正方形っぽい製品の場合でも,実は片側のコンセントは空きます。空きますが,上下をさかさまに挿すなどの工夫が必要になります。
テーブルタップを使うという人は問題にならないと思いますが,床や机の上にテーブルタップがあっていいのなら,PC電源だけは同梱の大きいやつでいいとも言えます。それらをすっきりさせつつ,持ち運びやすく,しかも出先で使う際に他の機器の邪魔をしない,こういうことを機能をシェイプせずに実現しています。後発品なのでできて当然とも言えますが,案外この大きさの充電器ってないんです。
ちなみに,上の写真で使っているのは,充電器は充電器ですがバッテリー内蔵のものです。コンセント直挿しでバッテリーが充電でき,出かける際にはモバイルバッテリーとして持ち出せるという,アクロバティックなやつです。(microBの穴はこいつを充電する用)
ただし,GaNではないのでPDなどはできず,充電スピードも速くなく,この大きさで6700mAh程度の容量です。ただ,アダプターとバッテリーを兼ねているというところが使いやすい点ですね。外出のときの「念のため」はもちろん,家の中でゲームや動画を見るときに充電が心許ない,みたいなときにも,これを壁から抜いて持ち歩けばいいわけです。
もちろんこの記事でメインに取り扱っているAlluckerのやつはGaN系であり,Type-CはPD対応,USB-AはQC対応です。
普遍的なスペックというやつ
Type-Cが2個,USB-Aが1個あります。十分な感じですね。通電ランプみたいなのがあって,これはコンセントに刺さっていると青く光るってだけです。暗がりで探すときの目印ぐらいしか役割がありません。
本体側面にロゴなどなく,すっきりとしていて好印象です。丸みを帯びている点も持ち運び中に他の機器に傷をつけにくくていいですね。
ロゴはありませんが,反対側の側面にはずらっとスペックや安直な商品名や安直な社名が書かれています。ポートの使い方による出力パターンが載っていると,思ったように充電されないな,と思った時に本体を見れば確認できるので便利です。とは言っても,持ち運び用途の製品で合計65Wが出せるので,深く考えなくても問題ないと思います。注意点というかポイントとしては,下から2行目の「USB-C1+USB-C2=45W+20W」でしょうか。PCをつなぐポートはC1に決めておくと安定するでしょう。
また,これまでの写真でもわかりますが,この商品も例にもれずプラグを折りたたんで収納できます。持ち運びを想定している商品の場合は基本的な前提といえる機能ですね。ただ持論ですが,家で使う専用であってプラグ収納を省くことで本体が小型にできたり出力をあげたり安くできたりするなら,そういう商品はあっていいと思っています。
小ささ感
大きさ的には,以前紹介しているJabra Elite 3 の充電ケースを一回り大きくしたような感じです。「一回り大きくした」というと「大きい」イメージになりますが,Jabraが小さいだけです。Alluckerのやつと同じサイズのTWSの充電ケースも結構あると思います。(昔買った中華TWSのiKanziというメーカー?のやつがだいたい同じ大きさでした。写真は撮ってないです…。)
ミニフィグと比べるとこんなぐらいです。小さいですね! ミニフィグぐらい小さい(わけではない)からミニアダと呼ぼう!(呼ばない)
もうひとつ,結構身近そうな,iPhoneに同梱の産廃アダプターと比べてみますので大きさの参考になれば。
大きさが近いもので比べないと意味がないなって思いますね。
ちなみに,重さはキッチンはかりで量ってみたら,122gでした。十分な軽量さです。
ご一緒にアダプターもいかがですか級
本当に小さくてポートも必要十分なので,外で仕事する際に一応持っていく程度の気持ちで使えます。デスクワーク程度なら電源をこれ1つに置き換えて賄える可能性があります。
「機器も充電したいけどPCへの給電が45Wだと不安」という場合には,「アダプターから65W給電→PCのポートから他の機器を充電」とすれば,PC給電には問題ないわけです。
出先の荷物が少ないということは,移動が身軽なだけでなく,準備や片付けも簡単に済んで時間の得をします。ちなみに,紛失リスクの話をすると,1つのものに依存するとそれがなくなると総崩れという意見もあるでしょうが,複数持ったってどうせPCに使える出力ものは1つぐらいだし,だったらこの商品を2個持つほうが理にかなっていることになります。まあ複数持ったら小型軽量のメリットの逆を行くので,1個でいいです。なくなったことに気づいたらまた買いましょう。それか,持ち出し用と家用で1つずつ持っておくのもありかもしれません。
それでは,さらなる身軽ライフを!
ミニマリ人は内蔵バッテリーだけでなんとかするんだろうしマウスなんて論外なんだろうけど!
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