どうも,カナル型がちょっと苦手なはまちゃんです。
以前,Jabra Elite 75の弱レビューをしました。
しかし,片耳で使えるのが右側だけということにやっぱり不満があり,すぐに新しい機種のElite 3を購入することにしました。(75tは机の上に飾っています…)
そしたらまあーいいものなので,うれしょんまじりで紹介します!
Elite 3 は,いいものだ…(ゲンブ)
いいところ「許せる程度の価格」
Elite 3は9月に発売されたばかりの,わりと最新機種寄りの製品です。
定価の話をすると最新とかはあまり関係なくなるんですが,Jabra公式サイトで定価は9,900円です。私はいつもどおりAmazonで買って,9000円でした。
9000円が安いか高いかは賛否両論あると思いますが,Jabra製品であるという間違いなさそうさと,オールラウンドに使えるという意味では,許せる程度の価格かなと思っています。なお私は今までたくさん買いすぎて,金額に対しては万いかなければ許せると思うぐらいにはマヒしています。
いいところ「物理ボタン」
私の記事では定番の物理ボタン激推し。Elite 3も物理ボタンです。
物理ボタンのメリットが「誤操作が少ない」というのはよく言われますが,例えば寝るときに使うとか耳当ての中で使うとか多少押される環境で使うならむしろ物理ボタンじゃないほうが誤操作が少ないこともあると思うので,状況によるという点では完全にメリットではないです。
ただ,私の使い方の一つとして,入浴中に使う際に濡れることによる誤操作を防げるのは最強のメリットです。
ただ,Elite 7 Activeがそうであるように,Jabraが全部物理ボタンというわけでもないようなので注意して選びましょう。
いいところ「IP55防塵防滴」
防塵はまあいいとして,防滴のほうが十分にあります。5の等級だと「あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない」という性能になるので,つまりシャワー程度なら問題ないのです。
これと前述の物理ボタンとあいまって,最高の風呂イヤホンだといえるのです。
…実は入浴中にお湯の中に落として水没させたこともあるのですが,拾い上げてすぐは音が変になりましたが,1時間ぐらい自然乾燥させたら元通りになりました。ちなみに,音が変になるのは,イヤホン内部に水が入って電気的におかしくなったというよりも,スピーカーの穴に水が詰まる(耳に水が入る感じ)ことで音がこもるというか,そういうことだったんだと思います。
いいところ「左と右でそれぞれ片耳で使える」
重要なことです。
がっつり音楽に没頭するときは両耳つけるところですが,たとえば音楽を聴きながら家事やら仕事やらブログ執筆やらと,音楽や動画を流しながら作業をしたい場面は多いと思います。そしてそういうときは同時に周囲の音も聞きたいはずです。
もちろん外音取り込み機能でもそれなりに周囲の音を把握することはできるんですが,これが案外,生活の中で会話するにはさすがに外さないと会話しづらいです。外音取り込みっていうのは,環境音(アナウンスとか)を聞き逃さないための機能であって,「音楽スピーカー+補聴器」という感じにはなりません。まあ当然っちゃ当然ですが。
ならば片耳で使えばいいということです。片耳でもアプリからヒアスルーのオンオフはできるので,片耳かつ外音取り込みオン,という使い方もできます。まあ片耳が開いてるのでオンにしなくてもそれなりにいけます。ヒアスルーがオンだと多少電池を消耗するので,そことの兼ね合いですね。
そして,それぞれで片耳で使えるので,電池が消耗したらケースに入れて充電し,反対側を取り出して装着すれば,一生インプットしながら生活できます。
チェーン聞きができることがメリットと言っておいてなんですが,私はそこまで長時間の作業がないので,そんなにチェーンはしません。しませんが,個人的に片耳で使うなら左耳で聞くほうがストレスがないんです。
こういうワガママイヤーの人にとっても,両方が片耳で使えるのはメリットとして大きいです。
開封~同梱品確認
いいところを紹介したので,実物を確認してみます。
英語が書いてある紙が出てきます(こなみかん)
Jabra定番の収まり方です。
イヤーチップ(ジャブラ的にはイヤージェルっていうのかも)2種類,充電用のUSB A-Cのケーブルが入っています。
イヤージェルの包装も,例によって「開けたら終わり」スタイルじゃなくて「自然にくっついて収納できる」やつでした。
充電ケースを開けてイヤホンを取り出したら,接点にテープが貼ってありました。すぐ使えるように充電されるようにしておいてほしいと思う一方,接点保護がありがたいという思いもあります。ちなみに,取り出してすぐに使えたので,イヤホンはイヤホンで充電されていたんだと思います。(テープが貫通してて無意味だったわけじゃなくて) 写真ぶれまくりですみません。
充電ケースの大きさを,75tのものと比較してみます。ダイソーのおもちゃノギスで測ってみました。
結論として,大きさはほぼ変わらないです。
アプリの設定
75tと同じアプリ「Jabra Sound+」です。
ANCがないので設定らしい設定はありませんので,ついでに紹介します。
Elite 3が接続されていれば,アプリを起動するだけでアプリも認識します。
充電ケースの電池残量がアプリで確認できます。
ヒアスルーのオンオフがアプリでできるので,片耳モードでもヒアスルーが有効にできます。
両耳の場合は左耳を1回押すとヒアスルーのオンオフが切り替えられるので,「両耳でヒアスルーオン」→「片耳をケースにしまう」とやっても,片耳ヒアスルーが使えます。
イコライザーはプリセットから選ぶ方式で,自分で細かく設定することはできません。でもまあ設定できなくてもいいでしょう。私の低スぺ耳ではプリセット毎の違いすらささやかに感じました。
75tのようにヒアスルーの効きを設定出来たらいいなと一瞬思いましたが,ヒアスルーの目的からしてできるだけ最強にしたい派の私としてはオンオフだけでいいかなと思いました。
また,75tのときにあった様々なノイズがないのが少し残念でした。使わないんですけどね。ちょっと楽しかったということです。
ゴールしたと思う
ゴールしたと言っておいて,実は普段の生活で常に使うならカナル型よりインナーイヤー型のほうがストレスがないんですが,これ1台でどんな状況にも使えるという点で,入門用と言われる本機がすでにゴールのように思います。
パーソナライズというのに大した魅力を感じないなら,Elite 3を試す価値は大いにあるし,後悔しない可能性は高いです。
ライトベージュやライラックといった新しい色も素敵だと思います。私は仕事中に使っていてもワンチャンばれないかもと思ってライトベージュを使っています。
よきTWSライフを!
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