どうも,多機能は使いこなせない,はまちゃんです。
多機能なこと自体は悪いことではありません。
ただ,自分にとって付加価値にならないものが付いて価格が高くなったりすると困ってしまいます。
カメラはいろいろな機能を備えていますが,実際に使う場面をよく想像して,最終的に自分が使うものと使いわないものを仕分けできたら,カメラ選びがもっとスムーズになると思います。
今回は,初めてのカメラを選ぶときに重視すべきところを整理します。
初めてのカメラに必要なスペックとは
前回の記事で写真を始める決心がついたと思うので,カメラを選ばなければなりません。
カメラは種類が多いので迷いますが,方向性は絞れます。
カメラを始める際に優先すべきスペックは,「安い」「小さい」「軽い」「一眼レフ(APS-C)」「デジタルカメラ」であることです。
それぞれ理由を述べます。
・安い
始めやすいことが大事です。中古なら3万円ぐらいからあるでしょうか。
3万円でも高いと思いますけどね。3万円だとボディが買えてもレンズは買えないかもしれません。
ちなみに私がK-5を買ったとき,レンズとセットで12万円ぐらいしました。レンズは単体でも売っていて,4万円ぐらいのものでした。本体は8万円ぐらいだったということですね。(ボディのみの売られ方のものはもうちょっと高かった気がする)
それもかれこれ10年使ったので,年間12,000円ぐらいです。そしてレンズはまだ使えます。(点検しろとは言われたけどまあ使える)
5万円に収められれば,新しく趣味を始めるとしては高コスパではないでしょうか。適当ですが。
・小さい,軽い
シャッターチャンスは外に多いです。(事象の数が多いので当たり前ですが)
カメラを持ち出す必要がありますが,大きく重いものは持ち出すのが億劫なばかりでなく,撮影するときに結構ガッツがいります。
「すげーカメラだヒソヒソ」となると萎縮しちゃうんですよ陰キャの私は!
スマホのように,とまではいきませんが,手軽に撮れることが,気持ち的にも軽やかになれます。
そのためには,できるだけ小さく,軽いものを選ぶ必要があります。K-rのようにカラバリが多いと楽しいんですけどね。プラボディも軽くてよかった。
目指したいのは,首や肩からぶら下げておいても威圧しないような雰囲気です。
しかしマイクロフォーサーズはいけません。これはいけない。(理由は後述します)
・一眼レフカメラ(APS-C)であること
一眼レフカメラに限るわけではないんですが,「レンズ交換式」で「APS-Cサイズ以上のセンサーサイズがあればいい」,という考えです。
一眼レフと言っても,光学ファインダーである必要もないです。ソニーは電子ファインダーだったりミラーレスだったりしますが,それでいいです。むしろ小型で軽量ならそれもありです。(高くついたり,常にセンサーに通電し液晶に表示させるため電池のもちに不満が出るかもしれませんが)
レンズ交換式をおすすめする理由は,レンズを交換することで得られる写真の幅が広がり,楽しみが増えるからです。
超広角や望遠は,ファインダーを覗くだけでも普段と違う非現実的な視界が楽しいですし,解放F値の小さい(F1.7とか)レンズでは簡単にボケさせることができて「撮ってるな!」という気分になれます。ズームレンズはファインダーで覗きながらズームイン/アウトすることで変わる視野が,これも非現実的でカメラを楽しくさせます。
APS-Cというセンサーサイズをおすすめする理由は,市場に数が多いこと,なので中古もたくさん選べて安くなっているものも多いこと,フルサイズに比べて本体もレンズも安いこと,写真機を使って撮ったことが実感できる十分な画質が得られること,ファイルサイズが大きすぎないため扱いやすいこと,などです。
総じて,始めるハードルが高すぎない点がメリットとなります。
・デジタルカメラであること
フィルムカメラではない,という意味です。
私はフィルムカメラも持っているしたまに使いますが,お金がかかります。
フィルムカメラは楽しいですが,撮影自体が楽しいという尋常ならざる精神状態でやっと使えたりします。
デジタルカメラで自由に撮影するほうが絶対に気持ちいいです。
機能に圧倒されないように
ここまで紹介したのは重視・優先したい部分なので,網羅するものが見つかったとして,おそらくそれ以上の機能もついていると思います。
それはそれで大丈夫です。
カメラがあれを使えこれを使えと言ってくるのはおかしな話です。
写真を撮る自分が,使いたいように使えばいいのです。
なお私は自分のカメラのすべてを把握していません。(いいのがあるかもしれないとモヤモヤしながらも)
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