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【加湿器】乾燥する冬は業務用加湿器で楽に加湿しよ!

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Photo by Max Vakhtbovych on Pexels.com
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どうも,ベストを尽くすのはむしろ思考停止だと思っている,はまちゃんです。

冬も後半ということで今更すぎる話題ではありますが,大きい加湿器を導入して効果てきめん(僕イケメン!)だったので紹介するしかないでしょうよ。

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楽な加湿は超音波式

加湿器に関してベストは,たぶん加熱式です。大義である加湿が確実にできて,加湿が必要な冬場で室温を下げてしまうこともなくて(むしろあったまる),使えば煮沸消毒状態だから雑菌が繁殖しにくくて,家具や家電の表面に白い汚れ(水道水中のカルキ)が付かない,など,加湿器を使う際の問題をすべて無効にします。

ただ加湿量が少ないですね。タンクも小さいし。タンクが小さくても加湿量を少なく設計すればそれなりの時間の連続運転が可能みたいなふりはできますが,大義である加湿(2回目)をないがしろにしています。じゃあタンクを大きくして加湿量も多くしてほしいものですが,なぜかそういう製品はありません。

加熱式加湿器は原理は湯沸かし器なので,常に湯を沸かすだけのエネルギー(=電気)を消費し続けなければなりません。電気を使い続けるのは超音波式も同じなんですが,その電力量が段違いですから,加熱式のデメリットとしてよく言われるのはこの「電気代がかかる」という点です。

ですが,先にも述べたように加湿量がいうほど多くありません。まあ一部屋だけ加湿するとかだったらいいですよ,部屋ごとに設置して,部屋ごとにまめに給水をする気概があるなら,です。

加熱式のデメリットを電気代だけだと誤認し,「電気代だけなら財力で解決するんでww」と意味不明なマウントを取り,そのマウントが気持ちよくてうれしくて加熱式を導入して,結果まめな給水を余儀なくされるような間抜けな思考停止には私はなりたくありません。

というか楽がしたいんです。

Amazonで業務用って売ってる超音波式加湿器

十分に吟味したので自信を持っておすすめします。商品リンクを張りましたが,Cの国の製品なので,同じ商品がたくさん出品されているので多少困惑しますが,同じ形のものを選べばまず大丈夫です。

あとは

ちなみに,大きさはでかいです。ただ,加湿器としてはでかいんですけど,背の高い空気清浄機の感覚で置けばそう気になるものでもないです。まして部屋ごとに置くわけではなく,家じゅうを1台で賄おうという横着な考えですから,このぐらいの大きさは十分に許容できます。

人によっては邪魔に感じるその図体ですが,それを補って余りあるつよつよポイントをご紹介。

1つよ 水タンクが21ℓの大容量

Amazonで業務用加湿器って調べるといろんな商品が出てきます。15ℓ,24ℓ,27ℓ,いろんな容量でいろんな形のものがありますが,後述しますがミスト量との兼ね合いで容量は20ℓぐらいほしかったです。そして,各容量のものと比較すると,21ℓの商品が容量以外にも私にはマッチしました。

まず9ℓのものは,求めるミスト量が出ません。容量とミスト量は直接関係ありませんが,9ℓ級の加湿器でミストが大量というものがありません。仮にたくさんのミストが出たとしても,ミストが多い分水の減りが早いわけで,タンクが小さいと給水が頻繁になってしまいます。給水に際しても,本体にキャスターがないものが多いので,本体か9ℓもの水を運ぶことになってしまいそれは避けたいですし,給水口が上部からジャバジャバ入れていいのだとしても,ミスト口と近いためにある程度の慎重さが求められる点も,楽ではないなと感じました。(ミスト口に給水してはいけない)

15ℓのものは,私が買った21ℓのものとスペック的にはとにかく似ているものが多いです。ということは,給水頻度が少なく済む21ℓを買えばいいわけです。

24ℓ級は,上部給水だとしても,上の全周から給水できるわけではなく一部が給水口になっているので,蓋を開けて給水することになります。ミスト口を避けることに神経を使うことも嫌う私ですから,限定された給水口はちょっと…と感じてしまいました。21ℓのものが全周給水口だったのに,ということも大きいです。
また,この商品は操作部が床に近いところにあるように見えて,いちいち深くしゃがむのもちょっと面倒のような気がしました。

27ℓ級のこれも,上部が広く給水口になっているのはいいんですが,丸ごと蓋になっていて結局外す必要があるのが面倒です。これなら21ℓのものと同じように,蓋にスリットをたくさん入れてそこから賽銭箱のように給水できればよかったのにと思います。
それと,他の27ℓ級にはあるのかもしれませんが,これにはUVライトによる除菌機能がありません。超音波式はロドトルラというカビ(が生成する)のピンクの汚れが本当にすぐ発生するので,UV除菌機能はほしいところです。

なお,連続運転○○時間というのはあまり意味がありません。ミスト量が少なければ長い時間の(極論言えばミスト0なら無限時間の)連続運転ができるわけですが,我々がやりたいのは加湿なのでそれなりに水を放出しなければならないから,加湿量とタンク容量で考えるべきです。

だからタンク容量は大きいほうがいいんです。これも極論言えばレベルスイッチかなにかで蛇口と直結だったら無限容量ということですが,まあ冬だけのためにそこまで大げさな設備を作る必要はないでしょう。メンテのほうがばかばかしい。

それはそれとして,がっつり加湿するには大容量が必要で,20ℓ級のものを選ぶこともできるってことです。

2つよ ミスト量が最大で2000[ml/h]

この商品はミスト量を3段階に調節できます。

1段階目700[ml/h],2段階目1000[ml/h],3段階目2000[ml/h] となっています。

この2000[ml/h]を出せるやつがあまりないんですよ。とりあえずスチーム式ではまずないし,超音波式でも15ℓ級を超えてきてやっと2000[ml/h]が出てくるかな,という感じです。

それでこの2000[ml/h]というのはつまり,1時間あたり2ℓの水をミストにして放出するということなので,21ℓタンクだと10時間ぐらいは爆煙vapeしっぱなしで出せるということで,実際にそのぐらいの時間は出ています。一度,試しに夜寝る前に満タンに給水して3段階目のミストにして寝たら,朝でもちゃんと動いていて床がびしょびしょになっていました。(ミストがありすぎて夜露が下りたみたいになっていた)

いやビショビショがいいっていうことじゃなくて,それぐらいの威力が出せるってことです。テント張れば家の中でも山キャンプ気分が味わえますね

3つよ 本体の上から雑に給水できる

上部に給水口があるので,タンクを外すとかの必要がありません。

といってもこの手の加湿器は大体が上部給水を売りにしていますが,この21ℓのものは,本体上面のほぼ全面が給水口で,しかもミストを高いところから出すための煙突的な部品をつけておくと,まあまずミスト口に水が入ることがないので,適当に上から水をぶっかければ給水できてしまいます。(もちろん勢いよくあれば水がまわりに弾け飛びますが。)

「こぼさないように」と慎重になることは皆無だと思ってもらって大丈夫です。

4つよ 全方向に動くキャスターがある

21ℓなんて水を運ぶことはできません。家の中でホースをつなげるわけにはいかないし,水場との往復だってしたくありません。

この加湿器は,前後だけとか左右だけとかしか動かないダメキャスターではなく,スーパーの買い物カートみたいにその場でクルクル回転できるようなキャスターで,自由自在に移動できます。

我が家は大体の蛇口を(加湿器への給水を考えて)伸びるように作ったので,そばまで転がして行って楽々給水しています。(写真では,蛇口を投げ込むために加湿器の蓋を外しています)

もし家にそういう蛇口がなければ,風呂場で給水してもいいし,風呂場の蛇口が給水口に届かなければ,蛇口じゃなくシャワーでいいです。全周から給水できるし,中央のミスト口に付属の煙突形の放出口を立てておけばミスト口に水が入ることもありません。

5つよ 恒湿という機能がある

このサイズの加湿器はだいたいあるみたいなので,実は「つよ」ではないかもしれません。

本体で例えば「50%」と設定すると,50%を超えるまでは設定したミスト量でミストを出して,50%を超えたら噴霧が止まる,を繰り返すという制御です。

そして,制御の幅がものによって違うみたいで,私が買ったこの21ℓのものは,「設定湿度を下回ったら噴霧,超えたら噴霧停止」です。つまり50%に設定したなら,49%↔51%で制御するということです。頻繁に噴霧したりしなかったりするので,人によっては断続的な音が気になるかもしれません。

この制御のやり方が,機種によっては5%の幅でやるものもあるみたいで,それだともっと運転と停止の間隔が長いことになって,運転音がせわしなくないと思います。

ちなみに,「音が気になるかも」と言っていますが,ミストが出る音はほとんどありません。それよりも,「上部給水~下のタンクに落ちる~ポンプで上に汲み上げて上からミストを出す」という構造から,ポンプの運転音と,少し水のチャプチャプする音がするんです。まあ音がするといっても,携帯のバイブよりもっと気にならないような種類の音です。

ちなみに,この恒湿機能のおかげで人間がオンオフする必要がないので,Amazonから加湿器が届いたその日にリモコンをどこかに失くしてしまいました。そのぐらいリモコンは不要で,今でも必要とは思いません。(Amazonの購入履歴で商品ページを見てリモコン付属に気づいたレベル)

6つよ 除菌するためのUVライトが内蔵されている

加湿器はカルキによって消毒された水道水を使いますが,タンクやミストを作る部分は基本的に水が溜まり続けるので,まああっという間にピンク色になります。

ピンク色の汚れの原因は,ロドトルラという酵母菌(カビ菌ではない)です。たぶん奴らは常在菌というか,普段からそこらへんに漂っていて,水があるとすぐ増殖するみたいです。それで,奴らが増えるときに赤い色素を作るので,水が溜まる部分ですぐ増殖して,ピンク色の汚れになって目に見えてくるというわけです。

どうやらロドトルラにそれほど毒性というか害はないようですが,ぬめるし,自分(私)は「実質無害」だと言い張っても周囲がそれを許さなかったりするので,除菌機能はありがたいです。

ちなみに,除菌タイムを使ってもロドトルラは防げませんでした。「すべての菌に効果があるわけじゃない」とは書いてあるけどさぁ…。

7つよ 値段が安い

加熱式で同じような加湿量のものを探すとなると,5万円ぐらいからになりそうです。(Amazonで見た感じ)

この21ℓは少なくとも3万円以下,いいときで23,000円ぐらいで,さらにいいと例えば30%オフクーポンとかがあるときもあります。

先述しましたが,全く同じ商品が値段違いやクーポンの有無でたくさん出品されているというC国製品特有の現象が起こっているので,ちょっとAmazonで探して最安を見つけてみてください。(私が買ったときで19,999円だったようです。さらにクーポンもあったかも。)

↑今日の最安はたぶんこれです。21,890円で10%オフクーポンがあるので19,701円です。

ただし超音波式加湿器特有の悩みはある

超音波式加湿器は水を水として,H2Oを液体として放出します。

霧状に放出しますが,カルキを含んだ状態で放出するので,空中で漂っている間か,家具などに付着してからか,蒸発して加湿します。

蒸発するのは水だけで,カルキはその場に留まるので,家電などに付着してから乾いたなら,白く曇ったような汚れ(汚れてることにはならないと思いますが)が付いたり,空中で乾いたとしてもカルキの粒子がやはり家財に付着します。

余談ですが,塗装の種類で粉体塗装というものがあります。塗装する相手と塗料の粉末を静電気で付着させ焼き付けて定着させるものですが,もしかしたらカルキの粒子でも同じことが起こっているかもしれません。実際に,本や食器に比べて明らかに冷蔵庫などといった家電のほうが白くなります。なので,できるだけテレビから離れたところで超音波式加湿器を使うことをお勧めします。

ちなみに我が家では多少テレビから離れた位置に加湿器を設置しているので,テレビはそれほど白くなりません。ただし冷蔵庫が比較的近くにあって,まあまあ白くなっています…。

予想だらけの電気代予想

超音波加湿器はつまり水をぶちまけているだけなので,湿度になるために霧の細かい粒が乾く必要があって,その際室温が下がります。下がるので,エアコンの温度設定を1℃とか上げる必要があるかもしれません。そうすると電気代が増えることになります。

まあ乾燥した環境で過ごしていくことと電気代が冬の間少し増えることを天秤にかければ,個人的には電気代が少しかかることは許容できると思っています。ただ,そういうこともあるよなぁと,特有の悩みとして認識しています。

具体的な試算をしたことはありませんが,加熱式加湿器の消費電力が700W程度だとすると,エアコンの設定温度を1℃上げてもそこまでの電力は使わないはずです。また,もしかすると,加熱式加湿器の場合は室温が上がる効果もあるかもしれないので,加熱式の場合はエアコンの設定温度を1℃下げられるかもしれません。

つまり部屋の温度を保ちつつ湿度を上げるとすると,超音波式の場合は「加湿器+エアコンのアップ分」なので,加湿器の消費電力より少し多めにかかり,加熱式の場合は「加湿器+エアコンの下げ分(マイナス)」なので,加湿器の消費電力より少し少ない,という可能性があります。

とはいえ,上の雑な計算のうち,いちばん大きく効くのは加熱式加湿器の消費電力で,これは超音波式の消費電力とは比較にならず,エアコンの調整分も比較的小さいと予想されるため,実質的に支配的なのは加湿器の消費電力と考えられ,加熱式を使うことが一番エネルギーを使うだろうと思われます。

楽するのが一番なので超音波式にしよ!

薪ストーブとかコーヒー豆を家で焼くとか,手間にうっとりするような人はもうやかんでお湯を沸かすとか洗濯の室内干しで加湿されると信じていればいいんですが,文明で横着できることに喜びを感じる私のような人は,ぜひ容量があって給水も楽な超音波式加湿器を使ってください。

使おう!

それでは,よきAmazonライフを! (マジで商品多いから絶対最安探してください)

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