どうも,新幹線をネタにすること多め,はまちゃんです。
手芸(主に裁縫)が好きでいろいろやるんですが,今回は初めて刺繍をしてみたので紹介します。
全部100均で安めにやってます!
動画もあります。
道具・材料
今回のワッペン作りでは,以下のものを使いました。
私はたまたまいろんな100均で買っていますが,たぶん1店回れば揃います。
・刺繍枠(たぶんセリアで買ったもの)
大きな刺繍をするとしても,小さめの枠のほうが扱いやすいと思います。
ワッペンの場合は特に,はぎれも使えるので小さめの枠がおすすめです。
・刺繍糸(ダイソー)
E6系こまちを作るので,赤,白,灰色,黒,ライト用に黄色,があるものを選びました。
強度がない代わりに発色がいいのが刺繍糸らしいので,色さえあれば,上位互換の手縫い糸とかミシン糸でもできると思います。
・刺繍針(ダイソー)
刺繍は,2本取りとか3本取りと言って,針の穴に糸を複数本通して縫っていきます。(1本でやることもあると思いますが)
普通の縫い針だと穴が小さくて糸が通らないので,刺繍針を使いました。
・糸通し(ダイソー)
針の穴に刺繍糸を複数本通すために買いました(過去に買っていたものを使った)。
糸通しの存在を知らなかった昔,家庭科で教わったときは「糸を折り曲げるようにして通す・・・」とかわけわからん説明でリタイアしてました。買いましょう。
・土台になる布(今回はいらなくなったワイシャツ)
どんな布でもいいと思います。出来上がってから気づきましたが,結果的に,糸の色との相性は考えなくてもよさそうでした。黒い布だと下絵が描きにくいかもしれないぐらいです。
・下絵を描く用のペン(今回は油性のジェットストリーム)
見えなきゃなんでもいいという考えです。考えてみたら,これまで油性のジェットストリームしか使ってませんでした。(書きやすいから)
チャコペンが一番いいんだと思います。私は図案が描きにくいのでチャコペンは使いません。
・裁ほう上手 スティックタイプ
刺繍の裏側が糸が出まくりだったので,まとめるために裁ほう上手を塗りつけました。
ついでに,ワイシャツを土台にしたためペラペラになってしまったので,裁ほう上手を塗りつけたあと,フェルトを貼りつけてワッペン感を出しました。出たと思います。
布に図案を描く
薄手の布なら,トレースするように描ければ楽でいいです。
私はiPadに表示してトレース台のように写そうと思いましたが,画面に触っちゃってできませんでした。PC画面なら触っても動かないのでできそうだと思ったんですが,角度的になぞりにくかったのでやめました(やってはみた)。
模写でもまあまあいけると思います。
色を塗る必要はありませんが,私は出来上がりがイメージしやすいようにフリクションボールペンで軽く塗りました。よほど複雑な図案じゃなければ色はいらないと思います。
刺繍枠に布を固定する
刺繍枠は二重構造(?)になっています。
内枠はただの輪っかで,外枠はクランプのように一部が開いている輪っかです。外枠には締めこむためのねじがついています。
まず,外枠を止めているねじを緩めて内枠から分離します。
内枠に土台にする布をかぶせるようにしてから,外枠をはめます。
外枠をはめたら,外枠が外れない程度にねじを締めてから,ラップをピンを張るイメージで布を外側に引っ張ります。このとき,外枠が外れないように,また布がピンと張るように,適宜ねじを増し締めします。
布が張れたら,外枠のねじをきつく締めて,布がたるまないようにします。
これで布の用意は完了です。
刺繍を刺す
「広い面を刺す」「太い線を刺す」という場合は,3本取りがいいと思います。
「細い線を刺す」場合は,2本取りがいいです。試しに少し刺してみて,頼りない感じがしたら3本取りでやり直せばいいです。
ペンで絵を描くイメージです。「3本取り=ペンが太い・鉛筆を寝かせて広く使う」「2本取り=ペンが細い・鉛筆を立てて尖らせて使う」という感じです。
なので,「広い面」を刺す場合は,仕上がりイメージもよりますが,パーツごとに刺しわけることを意識するとよりよいと思います。輪郭線を描かないかわりに,針の刺し始め/刺し終わりの位置で輪郭の境界を表現するということです。
境界じゃなくしたい場合は,刺し始め/刺し終わりの位置を少し大げさにずらすと,全体的にランダムな感じでぼやかすことができます。
刺す順序は特に定めがないと思っていますが,以下の点を考慮して総合的に考えるようにしています。
・あとから刺せなくなる場所はないか
細い線が多かったり複雑な図案の場合は,あとから刺そうとしたときに他の糸がすでに上に乗っていて図案が見えないことがあるかもしれません。布に写した図案だけを頼りに刺す場合は,見えなくなる前に刺します。
今回のこまちでは,ボディの白い部分を先に刺していて,窓部分の図案が見えなくなることが予想されましたが,もともと図案も雑だったし,それっぽく見えればいいぐらいだったので,窓部分は後から刺しています。
・刺繍が埋もれたくない部分は最後に刺す
見えなかったら刺す必要がないので何だって埋もれたくはないんですが,ワンポイントになる部分や,境界線の細い線などの部分で,写した図案がなくてもそれなりに刺せるのであれば,最後に刺してすべての糸の上に出るようにすることでくっきり見せることができます。
今回のこまちでは,ライトとボディーのシルバーの部分をはっきりさせたかったので,ここは最後に刺しています。
枠から外し,裏に出た糸を処理する
刺し終わったら,外枠のねじを緩めて布を外します。
布の裏側には糸がたくさん出ていると思いますので,きれいに処理します。
私はいちいち玉止めをしておらず,抜けてこない程度に長さを残して切ったままで糸を出していたので,短く切りそろえることができませんでした。(玉結び・玉止めが病的に嫌いでいつも返し縫いで最初と最後をまとめるほうなので)
裁ほう上手を塗ったあと,フェルトを貼りつけて封印しました。
【極意】気長にやること
今回のこまち作りは,4日間ぐらいかけて,たぶんトータルで6時間ぐらいで作りました。
でもそれでよかったと思っています。まとまった時間が取れるとも限らないし,ちょっと開いている時間でやっていければいいんです。中断するときは,私は段ボール箱に投げ込んでいましたが,いちいち針を外したり片づけたりしないで,すぐ再開できるようにしておくことです。
私の性格からいって,むしろよく4日間でできたなと思います。
やめなければ完成するので,ちょっとずつやっていきましょう!
最終奥義,捨てるというのもありですけどね。そのためにほぼ100均という保険をかけているところもある。
よき手芸ライフを!
あっ裁ほう上手はおすすめです。小物づくりだったらスティックタイプがいいですね。染み込んだり垂れたりせず,細かいところに使いやすいです。あと安いですしね。(500円だったらかなり迷う)
よき手芸ライフをば!
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