フィルム:velvia 50 期限切れ
カメラ:PENTAX KX
レンズ:SMCペンタックスM50mmF1.7
個々の撮影パラメーターは記録していません。
クロスプロセスは「コントラストが強く」「イレギュラーな発色」になりやすく,そういう出来上がりのままを楽しむことが多いと思います。また,クロスプロセスで寄りやすい色の傾向も,フィルムの種類によって(おそらく経験的に)知られていたりします。例えばvelvia50は全体的に緑になりやすい,とか。
しかし,今回クロス現像したフィルムはあまりにも緑すぎて新型ジムニーみたいになってしまったので,デジタルデータ後に調整してみました。
こうやって調整するようではクロス現像した意味ないんですが,まあこれぐらい酷くてもこの程度には救えるかもしれないという参考に。
リバーサルフィルム自体が高いうえに,色の出方がわからないクロス現像なんてギャンブルは結構勇気がいりますよね。金額もそうだし,その写真の瞬間は(同時に他のカメラで撮ってなければ)もう訪れないものなわけで,思い出を賭していいのかという葛藤もあると思います。
私は実験的にときどきクロス現像をしているので(そして毎回後悔している),作例として今後も記事にしていこうと思います。クロスプロセスの参考になれば幸いです。
また,今回は調整なし(現像後そのままのもの)と,調整したものを掲載しますので,救済できそうかどうかもご覧ください。白とびがあったりして強引にやっている部分もあります。
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