どうも,店売りPCは不要ソフトの削除から入る,はまちゃんです。
自分にとって必要のないものは,ただ邪魔なだけでなく,必要なものへアクセスしにくくする害にさえなるときがあります。
カメラの機能の豊富さは,ときに撮影の足を引っ張ります。
今回は,カメラを難しく感じてしまうことを防ぐために,初めてのカメラとして不要な機能を整理します。
初めてのカメラで選んではいけないのは
前回の記事で方向性はわかりましたが,まだ迷うでしょう。
もしかしたら希望の機種があるのかもしれません。
なので今度は,避けたいカメラの特徴を挙げていきます。
避けたいのは「フルサイズ/フォーサーズ,マイクロフォーサーズ」「高画素すぎるもの」「シーンモードが豊富すぎるもの」「おしゃれ寄りのもの」です。
理由を説明します。
・フルサイズ
・フォーサーズ,マイクロフォーサーズ
センサーが小さいので,「わざわざカメラで撮った割には・・・」という画質になる可能性があります。最近はスマホ写真の画質もとてもよく,手軽さもあって「スマホで十分」となることが考えられます。
そして,カメラから離れてしまいます・・・。
※カメラの画質はレンズの光学性能で追求し,スマホの画質はソフト処理で追求するという違いがあり,最近のスマホは,レンズやセンサーももちろんですが処理能力の向上が高画質化に大きくつながっています。
・高画素すぎる
高画素すぎるとデータ量が多くなり,SDカードは大容量のものが必要になります。
写真はSDカードに入れたままというわけにもいきませんから,PCに移すとなると,ファイルサイズが大きいため今度はHDDを圧迫します。
それと,カメラ本体のバッファ容量やCPU的なものにもよりますが,高データ量の写真を撮ったとき,SDカードへの保存に時間がかかったり,撮った写真を見るときにパラパラ見ていけない,ということにもなります。撮った写真をすぐに確認できるのがデジタルカメラの最大のメリットなのに,それが次々に見れないのは結構ストレスです。
スマホのサクサク慣れた体は,カメラを受け入れられなくなります・・・。
・シーンモードが豊富すぎるもの
そんなに場面場面で適切にモードを選んでられませんから,シーンモードというもの自体が不要とも言えます。
それよりも,オートモードとかプログラムモードといったような,オールマイティーなモードで幅広く戦えるほうが便利です。
ただしこれ(オートモードの対応力)は実際にいろいろな場面で試してみないとわからないところですから,そういう意味でもモードのことは事前に考えなくていいです。
シーンモードなどというのは,営業的に売りにくいからそういう機能を搭載している,程度のものだと思ってください。シーンモードに頼りすぎて,写真の基本の「シャッタースピード」「絞り」「感度」を素早く操作できないようなインターフェイスだったら最悪です。
そして,あれこれ訳わからないカメラから離れていきます・・・。
おしゃれ寄りのもの
おしゃれ要素は出来上がりの写真でやるべきであって,カメラ本体はどうだっていいはずです。
もし,写真を撮る行為自体におしゃれさを感じるなら,それはスマホの役割です。
(陽キャ的な)おしゃれな場で
「あっおしゃれ!(カバンからカメラゴソゴソ)」
「あっおしゃれ!(スマホパシャー)」
カメラを取り出す姿を想像しただけでキツいです。
おしゃれカメラを首から下げて,おしゃれっぽいものハンターのようにうろついているのもキツいです。
映えは被写体にこそ存在し,撮る機材はむしろスマホが適任です。
そして,カメラの出番がなくなります・・・。
付加価値と感じるかどうかは私たち次第
先述しましたが,メーカーは売らなきゃいけないのでいろいろな機能で引き込もうとします。
あるいは,他メーカーにあるものが自分たちのにはない,という理由で最初から除外されるのを避ける目的もあるでしょう。
でもそんなの,使う私たちには関係ありません。モードダイヤルに並ぶアイコンに辟易する日がきっときます。
それはそれで自分の成長が感じられてうれしいってこともあるんですどね。
機能より限界性能に注目するほうが建設的です。
なお私は限界性能付近で戦ったことはありません。(そうならないようにしているということでもありますが)
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